HOMEPick Up大型プレス機械とは?その特徴と製造品の実例を紹介

大型プレス機械とは?その特徴と製造品の実例を紹介

大型プレス機械は、製缶板金加工によく使用されている機械の1つです。

主に金属の型抜きや、曲げ、切断など、いろいろな作業が可能な機械ですので、その主な製造品や機械の特徴などを紹介していきます。

 

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大型プレス機械とは

大型プレス機械は、名前の通り大型のプレス機械のことで、金型をこの機械に取り付け、強い力をかけることで抜きや切断、曲げといった加工を行います。

機械の操作方法と金型の交換方法を覚えてしまえば、それほど高い技術を持っていなくても作業を行うことが可能です。

なぜなら、プレス機械は金型の精度によって加工の精度も決まるからです。

ただし、強い力がかかる機械なので、指などを挟まないようにするなどの安全面に十分注意しなければいけません。

 

プレス機械にはいろいろな種類があります。

一般的によく使用されているものは、汎用プレス機械と言われています。

 

最近では機械の自動化が進んでおり、プレス機械にも自動で作業を行ってくれる種類があるのです。

これは長時間同じ作業を繰り返す場合などに適している種類だと言えるでしょう。

 

高い精度が必要になる場合には、高速精密プレスというプレス機械が適してしますが、こちらも自動で作業のできるプレス機械です。

ほかにもいろいろな種類があるので、まずはそれぞれの機械の特徴を把握しておきましょう。

 

大型プレス機械の特徴

大型プレス機械にはいろいろな特徴と、メリット、デメリットがあります。

メリットを把握すれば、どのような製造品に適しているのかがわかりますし、デメリットを理解しておけば、作業上の注意点や向いていない製造品がわかるでしょう。

まずは大型プレス機械の特徴を確認していきます。

 

特徴①:加工スピードが速い

大型プレス機械は、金型をセットしてしまえばフットペダルを踏むだけで作業が完了します。

加工スピードがとても速いというメリットがあるのです。

小ロットの生産をする場合には、毎回金型の交換が必要になるのであまり向いていませんが、大量生産にはとても向いている機械になります。

その生産性の高さもメリットと言えるでしょう。

 

特徴②:精度が高い

大型プレス機械を使用する場合は、まず機械に金型をセットします。

この金型が仕上がりの精度を左右します。

金型の精度が高ければ、かなり正確な寸法に仕上げることが可能です。

最近では放電加工によって金型を作ることが多くなり、金型の精度がより高くなっています。

 

特徴③:金型を変えるだけで様々なプレス加工に対応できる

金型にはとてもたくさんの種類があります。

特注の金型を作ることも可能なので、プレス機械だけでいろいろな製品を作ることが可能になります。

この汎用性の高さが大型プレス機械の大きなメリットだと言えるでしょう。

金型を交換するだけで多くの製品の製造に対応できますが、小ロットの製造ばかりでは金型の交換の頻度が高くなって効率が悪くなるため、1つの製品を大量生産するのに向いている機械です。

 

大型プレス機械の注意点

どのような機械にも、メリットもあればデメリットもあります。

では、大型プレス機械にはどのようなデメリットや注意点があるのでしょうか。

これらを事前に把握しておけば、どのような対策をすればよいのかがわかるでしょう。

 

注意点①:金型の初期コストが高い

大型プレス機械に必要不可欠なものの1つが金型です。

金型がなければ、この機械を使用することはできないのですが、この金型を新しく作るのにコストがかかってしまいます。

最初は金型が存在していないため、初期の段階で金型を作るか購入する必要があります。

大型プレス機械自体は汎用性が高いものの、金型は1つの製品に1つしか使用できません。

そのため、作業を行う製品の数だけ金型が必要になり、初期コストがかかるのです。

 

注意点②:金型の製作には専門技術とノウハウが必須

金型を購入するとかなりコストがかかってしまうので、自分たちで作りたいと考える人がいるでしょう。

しかし、金型を作るのにはかなり高い技術が必要になります。

プレス機械は金型の精度によってその製造品の品質が決まってしまうので、金型にかなり精密な加工を施さなければいけません。

 

さらに、金型自体がプレス機械の強い圧力に耐えられることも重要なので、金型を作る技術のほかにプレス機械の強い圧力についての知識や経験も重要です。

金型を精密に作れる機械がなければ、当然それを導入しなければいけなくなるので、逆に自分たちで作ろうとすることで、よりコストがかかってしまうことがあります。

無理に自分たちで作るのではなく、やはり高い技術やノウハウを持っているメーカーに依頼して作ってもらうのがよいでしょう。

 

注意点③:振動や騒音が大きい

プレス機械は強い圧力をかけることで抜きや曲げ、切断などを行います。

そのため、振動や騒音が大きいという特徴があります。

しかも大型のプレス機械となれば、より騒音や振動が大きくなるでしょう。

 

工業団地のような工場が密集している場所なら問題はないでしょうが、町中に建てられている小さな工場では近隣住民から苦情が来ることがありますので、昼間はまだしも夜勤を行うことはまず不可能です。

騒音と振動が大きいことは、大型プレス機械の大きなデメリットだと言えるでしょう。

 

まとめ

大型プレス機械にはいろいろな種類があり、中には自動で作業のできる機械もあります。

また、大型プレス機械は金型をセットしてしまえば作業スピードがとても速いので、大量生産に向いています。

 

それほど高い技術力がなくても作業が行えるなどのメリットがありますが、金型を作るもしくは購入するためにコストがかかるというデメリットもあります。

金型の製作には高い技術力が必要とされます。

プレス加工に関して詳しく知りたい、加工を依頼したいという場合には、当社へ気軽にお問い合わせください。

 

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